Charmapの展示会キャスティングとは、ビジネス展示会に出展する企業のブースへ、商材を事前に理解した営業スキルのあるキャストチーム「Charms(チャムズ)」を送り、声かけ・誘導・製品の一次説明・名刺やリードの獲得までを担って、展示会の成果づくりを支えるサービスです。
この記事では、Charmapが何をしている会社なのか、一般的なコンパニオンの手配と何が違うのか、事前・会期中・会期後にどんな支援をするのか、どんな出展企業に向いているのかを順に説明します。
Charmapは何をしている会社か
Charmapは、展示会での営業成果をつくるためのキャスティングと営業支援を行う会社です。2025年1月から、展示会の営業支援(コンサルティングとキャスティング)を本格的に始めました。
Charmap株式会社は、代表取締役の三田理紗子のもと、企業を内側から応援する「Inner Cheer Leading」を掲げています。事業は展示会事業(キャンペーンスタッフの育成・派遣・展示会運営支援)とPR事業の2つで、この記事で扱うのは展示会事業です。
2026年6月には、リファラル(紹介)を軸に人材事業を行うCockPitホールディングスのグループに加わりました。キャストが展示会での経験を自分のキャリアへつなげられる支援を目指しています。
キャストチーム「Charms」の考え方
Charmapは展示会のキャストチームを「Charms(チャムズ)」と呼んでいます。合言葉は「愛と愛嬌で、想いをつなぐ」です。
Charmsに求められるのは、見た目の華やかさではありません。来場者に気持ちよく足を止めてもらい、出展企業の想いを自分の言葉で伝えることです。Charmsのメンバーは、ブースに立つだけの人ではなく、出展企業の目的を共有するチームの一員として製品を語ります。
メンバーは、営業経験のある女性を中心に、会社員・フリーランス・学生・アーティストなど、さまざまな経歴を持っています。採用は紹介が中心で、フリーランスの営業職のようにビジネススキルの高い人が集まっています。求めているのは「ただ配る」人ではなく、来場者を追いかけて粘ることを当たり前にできる人です。
展示会キャストという役割そのものについては、展示会キャストとは?スタッフ・コンパニオンとの違いと選び方で説明しています。
一般的なコンパニオン手配との違い
いちばんの違いは、ブースの成果(名刺やリード、商談につながる会話)に責任を持つ前提でチームを組むことです。Charmapでは、一般的なコンパニオン会社との違いを次の4点で整理しています。
| 観点 | Charmapの展示会キャスティング |
|---|---|
| 得意な場 | ビジネス展示会の運営に特化している |
| 製品の理解 | 当日いきなり立つのではなく、事前に製品をインプットしてから会期を迎える |
| 人材 | 営業スキルを持つキャストをそろえる |
| 対応範囲 | チラシ配りやQRコードの読み取りだけでなく、ブース内への誘導と製品の初期的な説明まで担う |
コンパニオンという呼び方で依頼しても、実際に任せたい仕事がキャストと同じことはよくあります。呼び方よりも、何を任せて何で評価するかを決めることが大切です。コンパニオンの役割の変化は展示会コンパニオンとは?いま求められる役割の変化、成果で選ぶ考え方は華やかさより商談:成果で選ぶ展示会キャストの考え方で詳しく書いています。
Charmapが解決したい4つの悩み
Charmapは、出展企業がよく抱える悩みとして次の4つを挙げています。
- スタッフがいてもリードが獲れない:人は立っているのに、名刺交換や会話につながらない。
- 当日の人員が足りない:説明や商談をする社員が、声かけや受付に手を取られている。
- リードが獲れても質が低い:名刺の枚数は集まったが、展示会後の連絡で話が進まない。
- 質が良くても商談の時間がつくれない:見込みのある来場者がいても、社員が対応しきれず逃してしまう。
どれも「人を何人入れるか」だけでは解決しません。誰が、どの言葉で声をかけ、どこまで話し、どの来場者を社員につなぐかを、チームで設計して動くことが必要です。Charmapの支援は、この設計と実行を事前・会期中・会期後に分けて行います。
事前の支援:言葉と動きを一緒につくる
当日いきなり立つのではなく、事前に出展企業と一緒に「何を言い、どう動くか」を決めてから会期を迎えます。
- 事前ミーティング:来場者のフックになる言葉(ワーディング)、呼び込みの流れ、人員配置と動線を出展企業と一緒に考え、トークスクリプトをつくります。
- キックオフ:商材の理解を深め、チームの目標と意識をそろえます。
- メンバーの振り分け:スキルや経験に応じてメンバーを振り分けます。メンバー同士や出展企業との相性も考えて組み合わせます。
- 同じメンバーの継続配置:同じ出展企業には同じメンバーを繰り返し配置します。回を重ねるほど商材の理解と愛着が深まるからです。
- 初参加メンバーの顔合わせ:初めて現場に出るメンバーには事前の顔合わせを開き、経験者が当日の雰囲気を伝え、同じブースに入る人同士が打ち解ける場にしています。
出展企業の側で用意しておくと話が早いのは、製品の説明資料、展示会の目的と目標、社員へつなぐ来場者の条件です。事前説明で何を伝えるかは、展示会スタッフへの事前説明で伝えるべきこと(説明資料のひな形付き)にひな形をまとめています。
当日の欠員や急な増員への備え方は、展示会スタッフの当日欠員・急な増員にどう備えるか:出展企業の準備と当日朝の動きで説明しています。
会期中の支援:その場で判断し、作戦を変える
会期中は、朝に目標をそろえ、来場者の反応を見ながらメンバーが自分で判断して動きます。指示を待つチームにしないことを大切にしています。
- 朝礼で目標を共有してから業務に入ります。
- 立ち位置・声かけ・休憩のタイミングを、来場者の流れや反応を見てメンバーが自分で判断します。
- 声かけの言葉やノベルティの使い方を、その日の来場者の傾向に合わせて変えます。入場証の色(業種)を見て、声のかけ方を変える工夫もしています。
- 出展企業の社員と密に連携し、目標の達成に向けてその場で作戦を調整します。確度の高い見込み客を見極めて、社員へつなぎます。
- 代表がブースを回り、メンバーに声をかけて励まします。
声かけから商談につなぐまでの動き方は成果が出る展示会スタッフの動き方:声かけから商談化まで、その場で見込み度を見分ける方法は当日スタッフがその場でリードをランク分けする方法で説明しています。
会期後の支援:振り返りで翌日を直す
一日が終わるたびに振り返りを行い、気づきをすぐ翌日の動きに反映します。
- 振り返り:「何件取れたか」「どのトークが刺さったか」を全員で共有し、翌日以降の動きを直します。
- 日報:メンバーは気づきと改善点を日報に記録します。成功例・失敗例はチームで共有して蓄積し、新しいメンバーは先輩の経験から学んで早く戦力になります。
- チャットでの共有:チームごとのチャットで、リード獲得のコツを惜しみなく共有しています。
振り返りの進め方は、会期中に毎日やるスタッフとの振り返り:翌日の動きを直す進め方とシートにシート付きでまとめています。
安心して働ける現場づくり
Charmapはセクシュアルハラスメント防止方針(SAFE WORK POLICY)を定めています。対象は、キャストだけでなく、出展企業や来場者を含めて業務に関わる全員です。案件の開始前に関係者へ方針を共有し、現場ごとに責任者を置き、研修と案件終了後の振り返りを行います。
キャストが不適切な言動を気にせず声かけや説明に集中できることは、ブースの成果にも直結します。出展企業が事前・当日・事後にできる対策は、展示会のハラスメントを防ぐために出展企業ができること:事前・当日・事後の具体策にまとめています。
Charmapが向いている出展企業
次のような出展企業に、Charmapの展示会キャスティングは向いています。
- 名刺は集まるが、商談につながらない:来場者の関心を聞き取り、確度の高い人を社員へつなぐ動きが欲しい。
- 社員の人数が足りない:社員には説明と商談に集中してもらい、声かけや誘導、一次説明を任せたい。
- 製品の説明が必要な商材を扱っている:配るだけではなく、ブース内へ誘導して最初の説明までしてほしい。
- 同じ展示会に繰り返し出展している:回を重ねるほど商材を理解したメンバーに入ってほしい。
- 当日の動き方が社内にたまっていない:言葉づくりや配置、振り返りまで一緒に考えてほしい。
反対に、受付や案内だけを短時間お願いしたい場合は、依頼する役割を絞って相談するとよいでしょう。依頼先を比べるときの確認項目は、展示会スタッフ会社の選び方:依頼前に確認すべき10項目にまとめています。
ご相談の進め方
まずは、出展する展示会、ブースの広さ、会期、展示会の目的(名刺の数か、商談の数か)を教えてください。そのうえで、任せる役割と体制を一緒に考えます。
依頼から当日までの流れは展示会スタッフはいつまでに依頼する?依頼から当日までの流れと出展企業の準備、費用の目安は展示会スタッフの費用相場と見積もりの見方:役割別の目安と金額が変わる要因で説明しています。
ご相談はお問い合わせからどうぞ。
よくある質問
Charmapのキャストと展示会コンパニオンは何が違いますか?
成果に責任を持つ前提でチームを組む点が違います。Charmapのキャストは、事前に製品をインプットし、営業スキルを生かして、ブース内への誘導と製品の初期的な説明、名刺やリードの獲得まで担います。華やかさではなく、展示会の成果で評価される役割です。
製品の説明はどこまで任せられますか?
製品の一次説明までを担います。事前ミーティングとキックオフで商材を理解し、トークスクリプトを一緒につくってから当日を迎えます。詳しい説明や価格・導入条件の話は社員へつなぐ形が基本で、どこで引き継ぐかは事前に決めます。
毎回同じキャストに来てもらえますか?
Charmapでは、同じ出展企業には同じメンバーを繰り返し配置するようにしています。回を重ねるほど商材の理解と愛着が深まるためです。ご希望があれば、ご相談の際にお伝えください。
依頼の前に、何を準備すればよいですか?
展示会の目的と目標、製品の説明資料、社員へつなぎたい来場者の条件があると、事前ミーティングを進めやすくなります。決まっていない場合も、整理するところから一緒に考えます。


